2025年8月14日木曜日

SONY Xperia 10Ⅳ の電源スイッチが陥没(?)して電源を入れれなくなったので、分解(破壊?)修理

 Xperiaにはよくある症状のようですが、電源ボタンが陥没(?)してしまって、押せなくなりました。

電源が入った状態でこの症状になっても、シャットダウンしなければ、なんとか使用できます。

スリープ状態(画面が黒い状態)になっても、充電ケーブルを挿せば、画面が点灯し、ロック画面になって、パスワードを入れることができるので、通常通りうごきます。逆に通常使用状態からスリープ画面にするのが、電源ボタンが効かないとちょっと難しいけど、まあ、スリープ時間を短めにすれば、勝手にスリープするので、なんとかなる。

ところが、完全にシャットダウンしてしまうと、電源ボタン無しではどうやっても電源を入れることができなくなります。

意識的にシャットダウンしたり、気づいたらバッテリー切れでシャットダウンしていたり。

こうなるとお手上げ。途方にくれます。

修理に出すか、新しいのを買うか。

新しいのを買っても、電源を入れないことにはデータ移行ができないので、非常に困ります。

なんとか、1回だけでも電源が入ってくれれば、新規購入した機種にデータ移行できるのに~。

とりあえず、スマホ無しでは生きていけないので、新機種を買って、電源ボタンが壊れた方は廃棄処分するしかどうしようもない。

どうせ廃棄処分するなら、死亡覚悟で、分解修理してみる。
分解というと、元に戻せるという意味になるかと思うので、実際には「破壊」かも。

まずは、ヒートガンを使って、裏蓋を外す。まあ、なんとか外せる。でも、バッテリーが非常に固く接着されているので、これを無理やり取り外そうとすると、他の部分を破壊してしまいそう。

なので、ちょっと作戦変更で、本体外側から電源ボタン部分だけを破壊してみる。
これだと、裏蓋を外した意味はなくなる。
逆にヒートガンなどを持っていなくても修理可能。

本体右側面にある電源ボタンの上側に、わずかな隙間があるので、そこにできるだけ細いマイナスドライバーなどを突っ込んで、外に向けてグニッとねじると、かなり勇気が要りますが、失敗しても失うものは無い(すでに失っている)ので、思い切ってグニッ!

電源ボタンは上側には配線は無く、下側に配線があるので、上側は本体から外れます。
下側は本体に接続されたままなので、電源ボタンはプラプラした状態となります。

これで、取り外しに使ったマイナスドライバーなどで、電源ボタン付近をチコチコいじれば、何かの拍子に電源が入ります。

電源さえ入ってしまえばこっちのもん!

新機種にデータ移行して、完了。

破壊した方はもう元に戻せないし、形だけ元に戻せたとしても、そうしたら電源を押せないし、防水なども全く効かないので、普通に使うことはできない。

でもまあ、性能的にはまだ使える範囲なので、とりあえずコレクションとして保存しておきます。


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