しかし、その端末に OracleClient さえ入っていれば以下の方法で tnsnames.oraを修正しなくても Access からODBC接続することができます。
本来の tnsnames.ora は %OracleHome%\NETWORK\ADMIN\ にあります。
これは修正不可です。
そこで、
Access の MDBファイルと同じところに専用の tnsnames.ora と、専用のファイルデータソース(hoge.dsn など)を作成する。
これで、Access から通常のリンクテーブルの方法でODBCリンクを張れます。
tnsnames.ora の例
Agyomu_hoge01 =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = hoge01)(PORT = 1521))
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = Agyomu)
)
)
赤字が、ファイルデータソースを作成するときに頼りにする、接続用のニックネームのようなものです。
緑字が、ORACLEのデータベースが存在するサーバーの名称です。IPアドレスで指定することも可能。
青字が、接続したいデータベースの名称(=サービス名)です。